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19歳・長徳プロただ今10連勝 囲碁、格上を相次ぎ撃破

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北日本新聞

 プロ3年目を迎えた囲碁の長徳徹志二段(19)=富山県射水市出身、名古屋市在住=が4月から公式戦で10連勝し、日本棋院の今年の連勝ランキングで六浦雄太七段(21)と並びトップに立っている。長徳二段は「古里の応援が励みになっている。攻撃的なスタイルを生かし、記録を伸ばしたい」と意気込む。 (呉人野々子)  長徳二段は七大タイトル戦の王座戦や名人戦、天元戦などの予選に出場。タイトル経験者の彦坂直人九段(58)をはじめ、最高位九段の棋士らを破り、今年の通算成績は12勝5敗となっている。長徳二段は「努力を信じ、気負わずに打てている」と語る。  7月に行われた一般棋戦の竜星戦予選では、小学生の頃から指導を受けてきた兄弟子の下島陽平八段(41)に公式戦初対局で勝利し「恩返し」を果たした。師匠の吉岡薫八段(60)=名古屋市=は「長徳君は抜きんでた集中力と精神力を持ち、難しい局面でも逆転できる力が付いてきた。実力は十二分にあるので、格上相手に勝ち星を積み上げているのも不思議ではない」と言う。

 1月に二段へ昇段し、3月に通信制高校を卒業。毎日8時間、自宅で強豪の韓国や中国の棋士とのオンライン対戦、AI(人工知能)を用いた打ち方の研究に取り組んできた。  今年の目標は三段に上がること。二段の棋士の中で、年間の獲得賞金が上位2人に入れば昇段できる。「短期戦は得意だが、長期戦は小さなミスで自滅してしまう。もっと研究を重ねたい」と話す。  長徳二段は小学3年の時に囲碁を始めた。2015年、史上最年少タイの14歳で県内アマ最高峰の北日本本因坊に就いた。17年には棋士採用試験を首位で通過し、プロ入りした。次回は20日、名人戦の最終予選進出を懸け、タイトル経験者の山田規三生九段(47)と対局する。

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