民事裁判のオンライン化…岡山地方裁判所でもウェブ会議導入へ【岡山】
岡山放送
国が進める民事裁判のオンライン化に伴って岡山地方裁判所でも12月からウェブ会議が導入されることになり、12月2日、デモンストレーションが行われました。 パソコンの前には裁判官、モニターには、別の場所にいる弁護士に扮した職員が映っています。民事裁判の手続きをウェブ会議で行うデモンストレーションです。裁判所と弁護士事務所をインターネットでつなぎ、弁論準備手続きなどをオンラインで行います。 民事裁判では審理にかかる期間が平均で約11カ月と、審理の長期化が課題となっています。ウェブ会議の導入で出廷する関係者の日程調整がしやすくなり審理が迅速化されるほか、コロナ禍で対面での接触を避ける効果も期待されています。 民事裁判のオンライン化は全国14の裁判所で既に運用が始まっていて岡山地裁を含む残りの37の裁判所では12月14日から一斉に導入されます。
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