ノリー 激闘制し四大大会初の4強、次戦はジョコビッチと激突<ウィンブルドン>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第9シードのC・ノリー(イギリス)が世界ランク58位のD・ゴファン(ベルギー)を3-6,7-5,2-6, 6-3, 7-5のフルセットで破り、四大大会初のベスト4進出を決めた。 【動画】ノリー 激闘制しグランドスラム初の4強 4回戦で第30シードのT・ポール(アメリカ)をストレートで下したノリー。この試合の第1セット、第6ゲームでブレークを許すとリターンゲームではブレークチャンスを1度も掴むことができず先行される。 続く第2セットでもノリーは第7ゲームで先にブレークを許す。それでも第8ゲームでブレークバックに成功し第12ゲームでブレークを奪ってセットカウント1-1に追いつく。 第3セットでは序盤で4ゲームを連取されたノリー。第6ゲームで1度のブレークバックに成功するも直後の第7ゲームで3度目のブレークを許してセットカウント1-2と再びリードされる。 後がなくなったノリーだったが第4セット、互いにサービスキープが続くと第8ゲームでブレークに成功してセットカウント2-2に追いつく。 迎えたファイナルセットでも互いにサービスキープが続くが、第11ゲームでノリーがブレークに成功し、2度目の顔合わせとなったゴファンに勝利した。 勝利したノリーは準決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で第10シードのJ・シナー(イタリア)を5-7,2-6,6-3, 6-2, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。 一方、敗れたゴファンは四大大会初の4強入りとはならなかった。