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初アユ、大漁 日置川で友釣り解禁

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紀伊民報

 和歌山県の田辺市や白浜町を流れる日置川で26日、アユの友釣りが解禁された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で釣り人は例年に比べて少なかったが、釣果は良好。訪れた太公望たちは日置川とその支流での初釣りを楽しんでいた。  友釣りは、アユの縄張り行動を利用した釣り。長さ9メートルほどのさおを使い、掛け針を付けたオトリのアユを泳がせて縄張りに侵入させ、追い払いに来たアユを引っかける。  日置川の支流・前ノ川を訪れる釣り客が利用するオトリ販売店の谷口芳治さん(79)=田辺市合川=によると、この日は約40人が入川。「例年に比べて少ない。新型コロナの影響で自粛しているのだと思う」と話す。  一方、釣果は良好で、印南町から訪れた古田哲夫さん(67)は早朝から午前9時ごろまでに体長17~23センチほどのアユ約30匹を釣り上げた。「解禁日を楽しみにしていた。もっと人が多いかと思って来たが少なくて良い場所に入れた。大漁でうれしい」と笑顔を見せた。  日置川漁協によると、今年は3月下旬から5月下旬にかけて、殿山ダム(田辺市合川)の上流に2・9トン、下流に1・5トンの計4・4トンの稚アユを放流。漁協は、新型コロナの感染防止のため、オトリのアユを購入する際のマスク着用や手指の消毒に協力を呼び掛けている。  紀南の主な河川では、日高川がすでに解禁されており、今後、富田川が31日、熊野川(一部除く)と南部川(同)が6月1日、七川が13日、古座川が14日の解禁を予定。県内水面漁連は「緊急事態宣言は解除されたが、県外からの受け入れ自粛を県から求められており、現時点では来てくださいとは言えない状況。県内の方は感染予防に気を付けながら、アユ釣りを楽しんでいただきたい」と話している。

紀伊民報

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