巨人・戸郷翔征、初の東京ドームMVP賞 2完封含む5勝、防御率1・91 来季は「必ず日本一に」
巨人は30日、東京ドームでファンフェスタを開催。東京ドームの公式戦で最も顕著な活躍をした巨人の選手に贈られる、今季の「東京ドームMVP賞」に、戸郷翔征投手(24)が初めて選ばれた。 戸郷は今季、東京ドームで12試合に登板して、チーム最多の5勝をマーク。8月8日の広島戦と14日の阪神戦では2試合連続で完封勝ちを挙げるなど、防御率も1・91と抜群の安定感を見せた。 戸郷は「東京ドームで勝ちたいと思いながら毎回投げてますので、賞を取れて最高です」と笑顔。来季に向け「必ず日本一になって、皆さんに報告できるように頑張りたい」とG党に約束した。 就任1年目で巨人を4年ぶりのセ・リーグ優勝に導いた阿部慎之助監督(45)にも特別賞が贈られた。阿部監督は「選手、裏方さん、職員の皆さん。チーム全員で取れた賞だと思っています。最後の最後で悔しいシーズンになってしまったので、来年は必ず日本一になって、この日を迎えたいと思います」と力強く宣言した。
中日スポーツ