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送り盆、今年も合同慰霊祭   初盆の家族ら100人、感染対策講じ故人しのぶ  和泊町国頭

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南海日日新聞

 月遅れ盆が定着している鹿児島県沖永良部島の和泊町国頭では送り盆の15日、国頭研修会館で恒例の合同慰霊祭があった。初盆を迎えた7家族を中心に住民約100人が参加。生前の故人をしのび、遺族を慰めた。  例年は墓地近くに設けられた「シマミシド」で行っているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止対策で広い会場に変更。本土からの帰省者がいる家族には参加を自粛してもらったほか、参加者にはマスク着用を呼び掛け、入り口で検温、消毒を実施。机には透明な仕切り板を設けるなど、感染防止策を徹底した。  慰霊祭では、参加者全員で会場前方に飾られた初盆の故人の遺影に向かって拝礼。棚窪時雄区長(67)があいさつに立ち、「新型コロナの影響で合同慰霊祭には初盆を迎えた18家族のうち7家族が参加することとなった。亡くなった18人には生前、家族のことはもとより、貧しかった集落の発展に知恵を絞り、幾多の困難を乗り越え、現在の豊かで住みよい集落に導かれたことを改めて深く感謝する」と述べた。  後半は参加者のスピーチを聞きながら、故人の生前の思い出などを語り合った。  国頭集落出身でいとこの慰霊のため駆け付けた森田米蔵さん(84)=同町内城=は「このような行事が続いているのは集落にまとまりがあり、先祖を敬う気持ちがあるということ。いいことだと思う」と笑顔で話した。

奄美の南海日日新聞

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