【田中圭】大人気連載「オトナの休日」最終回は、写真に挑戦!
約3年間にわたってお届けしてきた、田中圭さんのオトナの休日も今回で最終回! 最後は「写真」に挑戦。圭さんが切り取った写真も、そして最終回の振り返りもぜひチェックしてください。 〈画像で見る〉田中圭の「オトナの休日ショット」全部見せ!
最終回は写真に挑戦!
その日、その時、その場所だけの尊い瞬間をカメラのシャッターを切って“永遠”のものにする。連載最終回はフィルムカメラを使った撮影と現像に挑戦。田中圭がとらえたものとは?
SHOOTING 撮影
田中さんが被写体としてリクエストしたのは“子猫”。モデルは生後3ヵ月のやんちゃなマンチカンの兄妹・みこし(兄)とまつり(妹)。スタジオ内を縦横無尽に駆け回る兄妹の奇跡の一枚を求めて果敢にシュート。
DEVELOPING 現像
撮影したフィルムの“潜像”を可視化できるように現像液で浮かび上がらせてネガフィルムを作り、専用の液を使って発色させたら、紙にプリントしていく。繊細な工程に向き合い、作品との出合いを待ち侘びる。
最終回は想いをのせた“作品”をお届けします!
僕自身、写真を撮ることがあまりないです。若い頃からずっと、目できちんと見て心のシャッターを切ることの方が大事だと思っていたのですが、年齢を重ねるにつれ、目の前の大切な人や瞬間を色褪せない“写真”という形に残すことの尊さを感じるようになってきました。そんな想いを胸に抱きながらフィルムカメラで大好きな子猫を思う存分撮影した感想は……ものすごく難しかったです。ちょこちょこ駆け回ったり、椅子から飛び降りたりするのを追いかけながらピントを合わせるのは至難の業で、僕が今持ちうるすべての集中力を注ぎ込んで挑みました。僕、自分が被写体になるときについふざけてしまうクセがあるんです。だから、この子猫たちみたいに、カメラマンさんを困らせてしまっているんだろうなと、密かに反省していました。その後の現像体験は想像以上に繊細な作業で、写真に対する意識がまたひとつ、いい意味で変わりました。大好きだったこの連載の最終回を想いをのせた“作品”で締めくくれて幸せです。ちなみに下の写真も、セルフポートレートなんですよ。僕の感性、いかがでした?