留学生増やし交流促す 金大、国の国際化事業に採択
金大は29日、文部科学省の「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」に採択されたと発表した。外国人留学生の受け入れを増やし、日本人学生との交流を促す「多層型多文化共修プログラム」を推し進める。 事業は日本人と外国人の学生がそれぞれの文化的多様性を生かして学び、国際化を図ることが目的で、年間1億円が補助される。期間は今年度から6年間となる。 金大は留学生らと英語でディスカッションする必修授業を全学生に課すほか、海外拠点の機能を強化して留学生の受け入れを拡大する。来年度から試行を開始し、2026年度から本格導入する。 角間キャンパスで開いた会見で、和田隆志学長は「国際が日常にあるキャンパスを目指す」と意気込みを語った。