英マイケル・スタウト調教師が今シーズン限りでの引退を発表 96、97年にジャパンCを連覇
イギリスの伯楽で〝サー〟の称号を持つマイケル・スタウト調教師(78)が10日、今シーズン限りでの引退を発表した。 【写真】シングスピールで制した96年ジャパンカップ 東カリブ海にあるバルバドス出身のスタウト調教師は1972年にイギリスで初勝利。GⅠ英ダービーを81年のシャーガー(10馬身差で圧勝。引退後に誘拐)、86年シャーラスタニ、2003年クリスキン、04年ノースライト、10年ワークフォース、そして22年デザートクラウンと6度も制した。 また、イギリスのチャンピオントレーナーの座にも81年、86年、89年、94年、97年、00年、03年、05年、06年、09年と10度君臨。そのほかGⅠ凱旋門賞は10年にワークフォース、GⅠ・BCターフを96年ピルサドスキー、00年カラニシ、08、09年コンデュイットで勝利。そして、JRA・GⅠジャパンカップも96年シングスピール、97年ピルサドスキーで連覇を果たすなど、世界的な活躍も見せた。
東スポ競馬編集部