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<ライブレポート>藤井フミヤ×西本智実のフルオーケストラ公演が再開

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Billboard JAPAN

 藤井フミヤと西本智実によるフルオーケストラ公演【PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2020 藤井フミヤ meets 西本智実】が、8月25日東京芸術劇場にて開催された。 その他の画像  2020年1月よりスタートした本公演は、全国4都市7公演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3月3日以降の3公演の自粛を余儀なくされていた。一時は中止も考えられていたが、政府のガイドラインに基づいて座席を半分に減らし、代わりにより多くの来場者に楽しんでもらえるよう公演日程を追加して再開することとなった。当日は、出演者、観客、スタッフ全員がマスクを着用。ソーシャルディスタンスを確保するため、客席は一席ずつ空けて座り、舞台上のイルミナートフィルは通常よりも広く間隔を取り、さらに楽器にも使用できる天然素材のミストで消毒を施すなど、徹底した感染対策が実施された。  黒マスク姿の西本とオーケストラがステージに登場すると、会場からは待ってましたとばかりに大きな拍手が巻き起こる。オープニングの「Overture」を演奏した後、藤井がステージに登場し「君が僕を想う夜」を歌い終えると、客席では感動のあまり涙ぐむ観客も。  この日の公演は、約2時間に渡り計18曲が披露された。セットリストは再開前のツアーをほぼ踏襲していたが、藤井の歌唱曲で唯一、後半パートの幕開けが「Snow Crystal」から「大切な人へ」に変更となった。<大切なあの人へ この詩を贈りたい>という歌詞から始まる同曲は、藤井から約半年間待ってくれた来場者へ、切実なメッセージが込められているように感じられた。  壮大なラブバラードに進化した「TRUE LOVE」や、ストリングスやパーカッションなど西洋の楽器を和楽器のように使用した「鎮守の里」も印象的だったが、藤井の作詞による日本語詞で歌われた「誰も寝てはならぬ」の歌の表現力、演奏の迫力は白眉だった。この曲を指揮する西本の姿は、それまでの楽曲とは異なる凄味があり、原曲のオペラアリアのニュアンスを伝えようとしているように見えた。演奏後は、長い間拍手が鳴りやまなかった。  終盤、来場者に感謝の気持ちを伝えながら、「このステージで歌うことが私の職業。というか、そうじゃないと藤井フミヤじゃない。Noステージ Noフミヤです」と笑顔を見せた藤井。そんな舞台に対する熱量を真摯に感じる、力強いステージだった。  本公演は、8月29日から残り4公演が行われる予定となっている。Text:mika fuchii ◎公演情報 【PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2020 藤井フミヤ meets 西本智実】 2020年8月25日(火)東京芸術劇場 コンサートホール ※終演 2020年8月29日(土)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール ※完売 2020年8月30日(日)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール ※完売 2020年9月9日(水)東京芸術劇場 コンサートホール ※残席僅少 2020年9月10日(木)東京芸術劇場 コンサートホール ※残席僅少 出演:藤井フミヤ 指揮:西本智実 管弦楽:イルミナートフィルハーモニーオーケストラ(東京)、大阪交響楽団(西宮) ■チケット 【指定席】10,800円(税込・全席指定) 【学生席】2,000円(税込・全席指定)※席数限定

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