FANTASTICS澤本夏輝、木村慧人、八木勇征インタビュー「FANTASTICSを通じて、1人でも多くの方を笑顔に」
2022年第2弾シングル「Escape」のリリースを6月29日(水)に控える、ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBE。アーティスト活動のみならず、ドラマやバラエティ番組、舞台への出演など、それぞれが活躍の場を広げ、快進撃を続けている。 今回は、そんな多彩な魅力あふれるFANTASTICSから、パフォーマーの澤本夏輝さん、木村慧人さん、ボーカルの八木勇征さんが登場。 「Escape」に感じる魅力やパフォーマンスする際に意識していること、FANTASTICS全員で出演中のレギュラー番組『ふるさとファンタ』(フジテレビほか)や『The Usual Night』(ABCテレビ)の裏話についてもお聞きました。
◆まず、初めて表題曲「Escape」を聞いた時の印象を教えて下さい。 八木:久々に表題曲で本格的なバラードが歌えることがうれしかったです。歌詞も真っすぐな思いが表現されていたり、前向きなフレーズがたくさんあったりと、切ない曲調とのギャップがすごくすてきだなと感じました。ストーリー性のある楽曲なので、この物語の登場人物になりきって、お芝居をしている感覚で歌っています。 ◆澤本さん、木村さんはパフォーマンスされる際にどのようなことを意識されていますか? 木村:今回、夏輝君と世界さんが振りを作って下さったのですが、まず動きをそろえるということを意識しています。ただ、既にたくさん踊って感覚が体に染みついているので、あまりそれに捉われすぎずに曲の世界に入り込めているかなと。あと、踊っている時の表情やソロからも、言葉のひとつひとつを感じていただけるように、ということは心がけています。 澤本:振りを作る際に、「溢れる気持ち抑えきれなくて」とか「ただ闇雲に引き寄せる」とか、歌詞の中の感情的な部分を特に踊りで表現したい思いが強かったので、“相手”が見えるようなポイントをたくさん入れています。パッと見ると分かりにくいかもしれないですが、相手や空間を操っているような振付もあるので、ぜひ細かいところまで見ていただきたいです。 ◆いっぽう、カップリング曲「BABY ROSE」は、「Escape」とはまた色の違うダンスナンバーですね。 八木:僕、個人的にこの曲調がすごく好きなんです。 澤本:僕も好き! 八木:いいですよね! 80~90年代のシティポップを現代風にオマージュしてるんですけど、正直に言うと歌うのがすごく難しくて…。歌い方ひとつで聞いている方のノリ方が変わってくる楽曲だなと思ったので、ボーカルとして突き詰めながら挑みました。なので、レコーディングはめちゃめちゃ楽しかったですし、これをライブでやったら絶対カッコいいんだろうなって。 澤本・木村:ね! 八木:ライブにこの曲を入れることで、また新しい構成を作れるんじゃないかなと思っています。 ◆「Escape」のMusic Videoについても、こだわった点などがあれば教えて下さい。 澤本:MVには、EDテーマを務めさせていただいた『花嫁未満エスケープ』(テレビ東京系)の主演の岡崎紗絵さんが出演してくださっているんです。迷路で迷う岡崎さんをパフォーマーが導いていくような演出など、ドラマとも歌詞ともリンクしているような部分があって、見どころがしっかり詰まったMVになっていると思います。 木村:僕は、中盤にみんなで円形になってパフォーマンスをしているところがお気に入りで、そこは踊っていても、映像を見ても「きれいだな」と感じました。セットはもちろん、メンバーの表情ひとつとっても、全体的に画がすごくきれいなんです。見ている方の目の前に僕らがいるようなリアルな演出もあるので、きっと皆さんにも「Escape」の世界観に入り込んでいただけるんじゃないかと思います。