「え、まだ買えるの?」「復活希望!」北米で生き残るヤマハのちょい古125/250マシンたち
稀少な空冷Vツイン! XV250ビラーゴを思わせるVスター250
1988年に発売されたXV250ビラーゴ(Virago)は、のちにSRV250などにも搭載されたロングストロークの空冷Vツインエンジンを搭載。250㏄クラスながらロー&ロングの本格的なアメリカンスタイルで人気を博した。2000年には後継機種のドラッグスター250が登場し、のちにそれも生産終了。 ドラッグスター250はディープフェンダーを採用したクラシックスタイルになったが、シンプルなデザインのXV250ビラーゴを好むライダーも多かった。そんなビラーゴのスタイルを継承するモデルが、北米で生き残るVスター250だ。 北米では当初、「XV250 Route66」や「Virago 250」として販売され、2008年以降に「Vスター250(V-Star 250)」として販売されてきた。2025年モデルは前年を踏襲したカラーリングで、価格は100ドル上昇して4799ドルで発売される。 YAMAHA V-Star 250[2025 U.S. model]■空冷4ストロークV型2気筒SOHC2バルブ 249cc 車重147kg ●北米現地価格:4799ドル
台湾生産「BW’S」の北米モデルが「ZUMA 125」だ
ZUMA 125は、台湾で販売中の最新SUVスクーター「BW’S」の北米版。VVA(可変バルブ機構)を採用した『ブルーコア』エンジンは燃料消費率101mpg(101マイル/1ガロン)=約42.9km/Lを実現し、燃料タンク容量1.6ガロン(約6L)と掛け合わせると、航続距離は約257kmになる。 スタイリングは頑丈さをアピールしつつモダンに仕立てられ、“コンパクトでタフなアドベンチャーモデル”という独自の立ち位置を確立。前後ABSのほかセンタースタンドとサイドスタンド、イグニッションスイッチカバー、フルフェイスヘルメット1個を収納可能なシート下スペース、USB充電ソケットを備えたフロント小物入れといった便利な装備も標準採用している。 2025年モデルは価格据え置きの3799ドル、かつカラーバリエーションも前年を踏襲する。 YAMAHA ZUMA 125[2025 U.S. model]■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 125cc 車重128kg ●北米現地価格:3799ドル ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。