【訃報】米米CLUB元メンバーのジュリアーノ勝又さん ボーカルの石井竜也が発表

バンド「米米CLUB」の元メンバー、ジュリアーノ勝又さんが亡くなったことが明らかになった。同バンドのボーカル・石井竜也（65）が28日、X（旧ツイッター）で発表した。 「勝又隆一さんの訃報が入りました」と報告し、「ジュリアーノ勝又として米米CLUBの頃から一緒にやってきて、97年に米米を解散してからも、初期の頃を支えてくれたアレンジャーで、もう一度、勝又さん一緒に仕事をしたい!と、ずっと願っていました」と思いをつづった。 また、勝又さんの人柄について「眉間にしわなんて見たことないくらい、いつもニコニコされている方で、米米ではくだらないことを馬鹿笑いしてくれてましたが、石井ソロになって一緒にやってくれた『アンモナイト』という番組では、シティポップのアレンジ力を隣で感じて、そのすごさに鳥肌が立ったのを覚えています」と思い出を振り返った。 続けて「勝又さんが紡ぐ音楽には、その温かい人柄が表れてました。僕らは、彼の分も心に刻んで、これからやっていきます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。 米米CLUBは1982年に結成し、「君がいるだけで」などが大ヒットしたが、97年に解散。2006年に期間限定で活動を再開したが、「期間限定」を撤廃し継続的に活動している。 勝又さんは昨年10月、インスタグラムで、指定難病「筋萎縮性側索硬化症（ALS）」を発症したことを公表。闘病しながら音楽活動を続けたが、今年5月には病気が進行して介護施設に入所することを報告。9月には「ALSという超難病も進んでしまい介護施設入ってもう3カ月半ですが毎日なんとか明るめに生活できております」とつづっていたが、それが最後の投稿となっていた。