「北前船と近江商人のつながり学ぶ」寄港地フォーラム 石川・加賀市
北前船の繁栄や歴史を全国に発信し地域の活性化を図るフォーラムが石川県加賀市などで開かれています。 【写真を見る】「北前船と近江商人のつながり学ぶ」寄港地フォーラム 石川・加賀市 北前船ゆかりの52の市や町が集う北前船寄港地フォーラムは1月の能登半島地震で大きな被害を受けた北陸への支援や激励を目的に今回、加賀市や福井県で行われています。 2日目のきょうは江沼地方史研究会の見附裕史会長が「橋立北前船と近江商人との繋がり」というテーマで講演しました。 江沼地方史研究会 見附裕史会長 「橋立に大きな和船が接岸できる港を持っていないにも関わらず、なぜ橋立にたくさんの北前船主が出たのか。近江商人との繋がりが非常に強かったという」 ■北前船の船主は、幕末多額の寄付で藩の財政を救うなど地域に貢献 また、北前船主は幕末、多額の寄付をし赤字財政を救ったほか明治末期には水力発電所をつくるなど地域に貢献したと北前船の繁栄を強調しました。 この北前船フォーラムは、23日も開かれます。
北陸放送