武居由樹の後輩、元K-1ヘビー級の星龍之介が韓国でデビュー戦圧勝 ヘビー級4回戦でダウンを2度奪って2回TKO勝ち
プロボクシング興行「フェニックスバトル・ソウル」(大橋ジムと韓国のザ・ワァン・プロモーションズ共催)が22日、韓国・江南で行われた。ヘビー級4回戦は元キックボクシングのK―1選手の星龍之介(26)=大橋=が、こちらもデビュー戦だったイム・ホゥオン(36)=韓国=に2回31秒TKO勝ち。ボクシングデビュー戦を圧勝で飾った。 1回の中盤に連打からの左フックでダウンを奪うと、終盤にも右ストレートでダウンを追加。イム・ホゥオンはゴングに救われた。2回の開始からラッシュをかけると、イム・ホゥオンはたまらず棄権した。勝利が決まっても笑顔を見せず、冷静にうなずいた。 星はWBO世界バンタム級王者の武居由樹(28)=大橋=のK-1時代の所属ジム「POWER OF DREAM」の後輩で、9月にボクシングのC級(4回戦)プロテストを受験して合格した。来年5月に開幕予定の優勝賞金1000万円の「フェニックストーナメントアジアヘビー級チャレンジカップ」への出場を予定している。 埼玉・草加市出身。父の影響で3歳から伝統派空手を学び、その後に極真空手へ転向。2022年4月にプロキックボクシングデビューし、今年6月にはキックボクシング団体のビッグバンでヘビー級王座を獲得した。プロキックボクシング戦績は7戦5勝(5KO)2敗。身長182センチ。