「アンコウ食べて温泉入って、疲れ癒やして」青森県風間浦村・下風呂温泉郷が12月から宿泊割引プラン
青森県風間浦村は12月1日から、下風呂温泉郷のホテル・旅館・民宿計9軒の宿泊料金を1泊当たり1人2千円割り引くキャンペーンを実施する。下風呂温泉の宿泊者数はコロナ禍前の水準に戻っておらず、客足が鈍る冬期間の誘客や新たなファン獲得を目指す。 割引対象となるのは各宿泊施設が設定したプランのみ。連泊はできない。村内の飲食店や小売店で使える地域商品券千円分のほか、「下風呂温泉海峡の湯」「桑畑温泉湯ん湯ん♪」の共通入浴券1枚もつく。キャンペーンは千人限定で、来年3月15日の宿泊分まで。地域商品券の使用期限は来年3月31日。 22日の予約開始に合わせて海峡の湯で行われたオープニングセレモニーには約20人が出席。下風呂温泉おかみの会が「下風呂小唄」を披露して盛り上げた。 下風呂温泉の宿泊者数は2016~19年は2万人台で推移していたが、それ以降は22年の1万3390人が最高。同会の長谷雅恵会長は「アンコウを食べて、温泉に入って、一年の疲れを癒やしてもらえれば」、冨岡宏村長は「風間浦の食と温泉を堪能してほしい」と、来訪を呼びかけた。宿泊プランは、しもきたTABIあしすとのホームページで確認できる。申し込みは各宿泊施設へ。