大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文1)府の大規模接種センター、64歳以下も接種可能に
後方支援病院には現在200の病院が手を挙げている
で、それをすることによって自院の病院に持ち帰る。つまり中等症・重症一体型病院に持ち帰って、将来、自院で重症者が出たときに対応してもらいたいと思っています。その研修生の人件費であったり派遣協力金については補助を当然いたします。 そして院内研修の支援ということで、そういった座学研修とか実地研修をした看護師さんが、今度はその病院の中に中等症・重症一体型病院に入って、今度はそこの中の自分の仲間である看護師さんに広めていくということをぜひやってもらいたいと思います。先ほど、3000万円の協力金の支援もするとやりましたが、そういったものを活用しながら、ぜひ院内研修をどんどんやっていただいて、その病院の中でのこのコロナ対応能力をぜひ高めていただきたいというふうに思っています。この辺りは医療従事者が少ない、もちろん少ないんですけども、それをじゃあ増やしていこうよと、スキルアップしていこうと、そういう中身です。次、お願いします。 「転退院サポートセンター」です。これは非常に重要だと思っています。これまでも後方支援病院が、これはしっかりつくって、支援に手を挙げていただいて、病床の確保もやってまいりました。これまでどういうやり方をやってきたかっていうと、手を挙げていただくと。その後方支援については、コロナの治療はできないけれども、もうコロナの治療が終わった患者さんを受け入れることで、コロナ病院の病床を開けていこうと。それを後方支援していこうという、そういう病院です。 これについては現在200の病院が手を挙げてくれてて、1400の病床があります。これは去年の12月からやってましたんで、すでにあるわけですけども、今までは具体的なマッチングというのはアウトリーチでぐっと入ったり、システムをつくってやるっていうことをやってませんでした。
具体的なマッチング作業を行う
どういうことをやってたかというと、そういういった病院があります、病床がこれだけありますっていうリストを作って、そのリストをコロナ受け入れ病院にお渡しをして、そして病院同士でやってもらうという、そのリストを渡すだけの状況になってました。もちろんこれは大阪府は入院フォローアップセンターでどういった方が入院されてるかって、全部把握してますので、あまりにも入院期間が長い場合にどうなってるんですかっていうのは、いろいろどういう状況ですかっていうのは、病院と個別にやりとりをして転退院を促すことはありましたが、より積極的に中に入るということはなかった。これはこれからそれをやっていこうということです。 どういうことか、どういう仕組みかと言うと、まずはこの後方支援病院にこの転退院サポートセンターのマッチングシステムに加入をしてもらいます。加入していただく協力金は100万円です。で、その後方支援病院は何をするかっていうと、そのシステムに、要は自分とこの病床は何床空いてて、どういう患者さんを受け入れることができます、60代の男性、60代、こんな持病をお持ちの方はわれわれ受けることができますとか、いろいろな情報入手、情報をシステム上に上げてもらいます。 この情報っていうのは今まで分からなかったわけです。1件1件、コロナ受け入れ病院が電話リストの上から順に電話していってっていうやり方があるんですけれども、なかなか分からなかったのが、このシステムを使うことでそれぞれの後方支援病院でどういった患者さんを受け入れるのっていうのを、医学的に整理もして、それを一覧性を持たせます。 で、こちらのコロナ受け入れ病院はそれに該当するような患者さんをお持ちの病院は、このシステムを使って、自分の患者さんを受け入れられる病院がどこにあるのか、どのぐらいあるのかというのがもうすぐ分かる、ソートをかけれるようにすると、検索がすぐにできるようにするというシステムをつくります。 それをすることによってコロナ受け入れ病院としたら、このマッチングシステムを使って、どこが候補先かというのはすぐ分かります。で、1つは病院間で直接やってもらってもいいんですが、大阪府もサポートセンターを立ち上げてますから、大阪府の転退院サポートセンターのチームがそういったコロナ受け入れ病院からの情報依頼を受ければ、それはもう直接そのシステムをうまく活用しながら後方支援病院にも働き掛けをしてマッチングをしていくという、具体的なマッチング作業もやっていきます。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見6月17日 全文2に続く