大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文1)府の大規模接種センター、64歳以下も接種可能に
大阪府の吉村洋文知事は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日)」に対応しております。 【動画】「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日) ◇ ◇
医療提供の逼迫度もかなり緩和
司会:お待たせしました。それでは定例会見を始めさせていただきます。最初に知事のほうから説明がございます。お願いします。 吉村:まず現在、大阪府に発令されております緊急事態宣言ですけれども、6月20日まで発令されています。この20日以降についてですが、まん延防止重点措置が適用されるということになると思います。現在の大阪の感染状況ですけれども、これは一時期、1日の陽性者が1200人を超えると、1000名を超える日が3週間も続くと、極めて大きな感染の急拡大の山になりましたが、この間、緊急事態宣言の措置の中、本当に多くの事業者の皆さん、府民の皆さんにご協力をいただきまして、現状では100名前後と、約10分の1まで新規感染者数を減らすことができています。 またこれに伴って医療提供逼迫体制、医療提供の逼迫度もかなり緩和されてきているという状況でもあります。これはひとえに府民の皆さん、事業者の皆さんのご協力のおかげですし、またそこに大きな負担、犠牲も伴っているということも十分承知をしております。そのことにまず感謝申し上げるとともに、大きな波を再び起こさせない、リバウンドを起こさせないということが非常に重要であります。今後、まん延防止重点措置が適用されるということになりますけれども、ぜひ感染対策、お1人お1人の感染対策の徹底をよろしくお願いをいたします。
65歳以上の予約率は現時点で7%
今日の発表項目について、4つ発表させていただきます。これ、ちょっと寒くないですかね。消せるかな、こっち側の、前のやつ。僕の格好が寒い格好してるのかもしれないですけど。 まず1点目です。大阪コロナワクチン接種センター、大阪府の大規模接種センターの予約の状況と今後の取り扱いについてご報告をいたします。この大阪府のワクチン接種センターについてですけれども、もうすでに予約を開始しておりまして、6月19日から接種をする予定です。18日に先行接種をいたしまして、あしたですかね、あしたから先行接種をして、19日から本格接種ということを進めてまいる予定です。 ただその中で、この予約率、65歳以上の方の予約率は現時点で7%という状況です。ここに詳細書いてありますけれども、19日は、これは半日間ということで予約枠は、19と20日は初日ということで半日にしてるんですけども、1000という枠ですけれども、これに対しまして初日が318枠で、31%。日曜日については114で11.4%。10日間で1万4000の枠を設定していますけども、1万4000の枠のうち入ってる枠は1000ということで、約7%です。7.2%です。 非常に予約枠としても空いている状態でもあります。こういった状態は当初からある程度予想がされていまして、基準も定めておりました。予約枠が約9割、90%に達しない場合については、もう年齢を下げて開放していくと、接種の希望をされる方にどんどん接種していく方針ですということはすでに基準を作って申し上げているとおりであります。現状、7.2%と、初日も30%ということですから、あす、6月18日、あしたの6月18日の12時から接種券を持っている大阪府民全員を予約の対象にいたします。ですので、あしたの12時以降、大阪府内で接種券を持たれている大阪府民の皆さんは全て予約が可能になります。予約としても19日から、あさってから接種が可能になりますので、接種券を持っている方は最短であさってから接種が可能になると。そのあとも1万4000の枠に対してあと1万3000枠が余ってますので、ここは接種可能数、可能枠についてはどんどん活用していきたいと思います。 現在、接種券をお持ちで、特に65歳以上の方はもうあまり需要がないかもしれませんが、64歳以下の方、現役世代の方で市町村から接種券が配られていて、接種券を持っている方でまだ予約されていない方であったり、接種を希望される方につきましては、あすの12時から予約を開始しますので、どんどん予約していただきたいと思いますし、大阪府の大規模接種センターをご利用いただけたらと思います。