防府読売マラソン、5回の優勝を誇る川内優輝は回復途上「復活をアピールできるような走りを見せたい」
山口県防府市で12月1日に開かれる第55回防府読売マラソン大会(防府市、読売新聞社、KRY山口放送など主催)を前に、同市内で29日に行われた招待選手の記者会見。5回の優勝を誇る川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)や初めて招待された女子選手ら計10人が意気込みを語った。(松村徹夫) 【写真】記者会見後に撮影に応じる川内優輝(手前中央)ら男女の招待選手たち
14年連続出場となる川内選手は故障から回復途上で、「コースを誰よりも知っているという自負もあり、復活をアピールできるような走りを見せたい」とした。
第53回大会で優勝した中村祐紀選手(住友電工)は「前回走った時は寒い風の中でもたくさんの応援をいただいた。今回もお願いします」と話した。
上杉真穂選手(東京メトロ)は合宿で何度も防府を訪れているといい、「若い選手たちが私たちの走りを見て、大きくなったら防府読売マラソンに出たいと思ってくれたらうれしい」と述べた。
池田豊市長は「2時間8分16秒の大会記録更新はもとより、2時間7分台、6分台を目指してほしい」と激励した。
大会は午前10時40分、キリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府前の県道をスタートする。