日本製鉄が「紀尾井ホール」リニューアルへ。開館30年機に100億円投資
日本製鉄は4日、音楽文化支援の拠点「紀尾井ホール」(東京都千代田区)の大規模リニューアルに向けた本格検討を開始したと発表した。開館30年を機に実施するもので、投資額は100億円程度を見込む。同社が掲げる「地域・社会との共生」の核である音楽文化支援を一層積極的に推進していく。 「紀尾井ホール」は旧新日本製鉄創立20周年を記念して建設。1995年の開館以降、細やかな配慮がなされた質の高いコンサートホールとして国内外の音楽家やファンから高い評価を得ており、これまでの来場者数は395万人に及ぶ。今回、舞台設備や客席の更新、バリアフリー対策など施設・設備などをリニューアルする。2025年8月から翌年12月まで休館し、27年1月から運営再開する予定。