声優・石田彰の“敵キャラ役”アニメ3選 冷酷・残虐な表現力に鳥肌
悪役なのに魅力的! 石田彰さんの「敵キャラ」といえば?
2020年の話題作で強敵を見事に演じた石田彰さん。これまで『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル役、『機動戦士ガンダムSEED』アスラン・ザラ役など人気作品の重要キャラを務めるベテラン声優の石田さんは、数々の魅力的な「敵キャラ」も演じています。この記事では、石田さんが敵役を演じるアニメを3作品ご紹介します。SNSでも「もはや敵キャラ大王」「私の石田彰はこの作品から!」と評判です。 【画像】石田彰さんが演じたヤバいキャラ
●「スレイヤーズ」シリーズ 獣神官(プリースト)ゼロス役 「スレイヤーズ」シリーズは、同名ライトノベル(著・神坂一、イラスト・あらいずみるい/KADOKAWA)を原作としたアニメシリーズで、第5期まで制作された人気作品です。キャッチコピーの「見てくんないと暴れちゃうぞ!」をよく覚えている方もいるのではないでしょうか。石田さん演じる獣神官ゼロスは第2期にあたる『スレイヤーズNEXT』から登場し、敵なのにどこか憎めない不思議な立ち位置で、高い人気を誇っていました。 自称・美少女天才魔道士のリナ=インバース(CV:林原めぐみ)は、自称・リナの保護者の凄腕剣士ガウリイ=ガブリエフ(CV:松本保典)といつものようにご飯をめぐってけんかしていました。一方、これまで旅を共にしていた白魔法の使い手・アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン(CV:鈴木真仁)も、たまたま同じ町に到着。しかし、ゾアナ王国の謀反の疑いを晴らすために来ていたアメリアは、ゾアナ王国に雇われた合成人間かつ魔剣士のゼルガディス=グレイワーズ(CV:緑川光)につかまってしまいます。アメリアはリナとガウリイに助けられ、寝返ったゼルガディスと4人で再び魔道書を求める旅に出るのですが――? 石田さん演じるゼロスは第2話から登場します。自分のことを「謎の神官」と自己紹介したり、都合が悪くなると「それは秘密です」とはぐらかしたり、なかなかつかめないキャラクターのゼロス。いつもニコニコしながら敵にリナたちのことを密告するなど、腹黒い一面もある彼の性格を、ミステリアスかつひょうひょうとした演技で表していました。シリーズが進むにつれ、ゼロス本来の冷酷で残虐な性格が垣間見えるシーンも。この作品は、「dアニメストア」「バンダイチャンネル」「U-NEXT」などで見ることができます。