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地元で高い知名度を誇る温泉旅館、原鶴温泉咸生閣(福岡)が事業停止 福岡県では初、全国で25件目の新型コロナ倒産

配信

帝国データバンク

原鶴温泉の集客力が落ち込むなか、新型コロナウイルスの影響で先行き見通し難に陥った

 (株)原鶴温泉咸生閣(TDB企業コード:820083316、資本金4000万円、うきは市吉井町千年14-1、代表稲舛政子氏)は、3月30日に事業を停止、同月31日に福岡地裁久留米支部へ自己破産を申請した。  申請代理人は新宮浩平弁護士(福岡県福岡市中央区赤坂1-15-33、鴻和法律事務所、電話092-726-2876)。  当社は、1968年(昭和43年)11月の設立の温泉旅館経営業者。運営する「原鶴温泉咸生閣」は、「博多の奥座敷」として知られる原鶴温泉に位置する和室34室、宿泊人員約180名の地元では知名度の高い温泉旅館。400畳の広さを持つ大浴場(ジャングル風呂)や宴会場も有して、2000年5月期の年収入高は約2億4000万円を計上していた。  しかし、競争激化による当温泉街全般の集客の落ち込みや、施設老朽化の影響から宿泊者の減少が続き、2019年5月期の年収入高は約1億1000万円まで減少、長年にわたり赤字計上が続き約6800万円の債務超過に陥っていた。近時は、新型コロナウイルスの影響で先行き見通し難に陥り、事業継続の目処も立たないことから今回の措置となった。  負債は約2億100万円。  なお、福岡県内では新型コロナウイルス関連倒産は初めて。全国では25件目。