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やっぱりスポーツはライブ! ファンファーストのネット“生配信”に感謝

配信

夕刊フジ

 【SPORTS BAR】  3カ月遅れで開幕した女子ゴルフ「アース・モンダミンカップ」をネット配信で堪能した。最終日最終組は21歳の田中瑞希、20歳の古江彩佳、18歳の西郷真央という新人トリオ。毎年フレッシュな人材が出てくる。女子ツアーの人気の秘密だ。  残念ながら“スター”渋野日向子は予選落ちしたが、ドラマはあった。昨年の賞金女王・鈴木愛(26)とのプレーオフを制した渡辺彩香(26)の5年ぶりの優勝。涙があった。  デビュー当時は“パワーフェード”で270ヤード超えの飛距離が魅力だった。ここ数年は低迷したが、昨年終盤頃には「スイングを変えたことでミスが出て、そのミスを考えすぎて深みにはまってしまった。けど最近、やっと自分のショットに血が通っているような感じが戻ってきた」と。そして復活である。  そんな感動をリアルタイムで届けてくれたネット配信。しかも無料。まさに“ファン・ファースト”だった。  最終日、平日の月曜日の昼間なのに終盤の視聴者数は24万を超えた。仕事はどうした? と気にもなったが、これこそスポーツ復活を待ちわびていたファンの熱量の大きさであろう。  それにしてもスポーツは生に限る。すでに開幕したプロ野球、巨人の開幕3連戦も地上波で生中継されたが、視聴率は意外に低い。初戦は10・7%、2戦目が7・3%、3戦目が5・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。昨年の開幕戦10・6%(同)とほぼ同じ数字だ。コロナ禍で待ちわびたわりには、反響は少なかったが、それも当然かもしれない。  多くのコアなファンはすでに“完全生中継”のCS放送やネット配信のDAZNなどを視聴している。いずれも課金制だが、ちょくちょく“尻切れ”になる地上波は、いまや敬遠される傾向にあるのだ。  ン? もしかしたら近い将来、地上波からスポーツ中継が消えるって!?(産経新聞特別記者・清水満)

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