「仕事ができない!」周囲がガッカリする4つの特徴
もうすぐ6月も終わりです。1年もちょうど折り返し。 また、4月に社会人としてデビューしたという方は、ちょうど3か月、四半期を経過して、仕事にも慣れてきたという方も多いのではないでしょうか。 そうした時間軸の中で、同期や同僚の中で「仕事ができる人」「仕事ができない人」という評価が分かれてくるのもこのころです。 今回は、様々な採用面接をする中で、その後にうまくいかなかったケースを振り返りながら考えてみたいと思います。
1. 【その1】面接や面談時の武勇伝はすごかったが、スタートから実行できない
「営業でトップだった」 「顧客評価No.1だった」 「新規事業立ち上げに成功した」 いずれのフレーズも本当であれば、現場では救いの神として同僚などからありがたれる存在であることは言うまでもありません。 いざ現場で、「さて、どれくらい活躍してくれるんだろうか」と、みんなが待っていると、不思議なことに一向に動き出そうとしない人がいます。 特に、面接などで大きな数字を持ち出して、声の大きい人にそう言う人がいるのがまた不思議です。 一方で、面接時に控えめな人ほど、入社後の驚くようなパフォーマンスを出す人もいます。 面接時の過去の実績の数字自体には嘘はないと信じたいところですが、そうした数字には自分だけではなく、同僚やチームをサポートしてくれるスタッフあっての数字であることも多いかと思います。 入社前の期待値コントロールは重要です。
2. 【その2】仕事と自分のしたいことを混同してしまう
仕事で自分が好きなことができるというのは理想であり、そうなればよいに越したことはないです。 「なぜ私がやらないといけないのでしょうか」 「XXさんにはなぜ仕事を振らないのでしょうか」 他人にもわかるように、自分の好きなこと以外はやりたくないという姿勢を仕事場で露骨に見せる人がいます。 物事に好き嫌いがあって当然です。しかし、多くの仕事はチームでしていることを考えれば、自分以外の人を自分の好き嫌いで不快にさせてよい理由はありません。 好き嫌いで仕事を選ぶ人は「モチベーションが保てない」というのを理由にすることもあるのですが、プロフェッショナルはモチベーションを理由にしないという側面もあります。 そうした人には、あとから入社してきた素直に取り組む人に、周りの評価や待遇を含め、追い抜かれ、モチベーションがさらになくなってしまうケース、また、パフォーマンスが出ないので仕事を内容を変えられ、今度は動きが完全に止まってしまうといったシーンに何度も遭遇しました。 仕事をするには適応力が重要です。