自宅の「空気洗浄機」はもう7年ほど使用しています。壊れてはいませんが買い換えた方が電気代などは抑えられるでしょうか?
空気清浄機を使い始めて7年ほどたてば、そろそろ買い替えをするほうがよいかもしれません。本記事では、空気清浄機の法定耐用年数や実際の寿命の目安、買い替えのタイミングについて紹介します。空気清浄機を効果的に使う方法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。 ▼「エアコン」の電気代と、灯油ストーブの「灯油代」は1ヶ月でいくらかかる? それぞれの費用を試算
空気清浄機の法定耐用年数は6年
空気清浄機の法定耐用年数は、6年とされています。法定耐用年数とは税務処理における減価償却期間のことを指し、税法によって具体的に定められています。なお、製品に記載の耐用年数は経済産業省の安全表示に基づいているため、同じ耐用年数でも法定耐用年数が異なる場合があります。 ■実際の寿命は10年ほどが目安とされている 空気清浄機の法定耐用年数は6年ですが、実際の寿命は10年ほどといわれています。10年という目安は、空気清浄機に内蔵されたフィルターの交換サイクルが10年程度といわれているためです。フィルターの寿命は空気清浄機全体の寿命に影響するため、一般的な使用環境では本体寿命も10年ほどとされています。 ただし、寿命はあくまで目安です。空気清浄機を長持ちさせるためには、日々のメンテナンスが大切です。フィルターの汚れや掃除の頻度、設置場所の空気の汚れ具合などによっては、10年よりも寿命が短くなる場合があります。 ■長く使用していると運転効率が悪くなる可能性も 空気清浄機をはじめとした電化製品は、長期間継続して使用すると運転効率が徐々に低下し、電力消費が増える傾向にあります。内部の部品が劣化すると動作に必要なエネルギーが多くなり、消費電力が増えてしまいます。そのため、古くなった空気清浄機をそのまま使い続けると、電気代がかさんでしまう可能性があるでしょう。 消費電力を抑えるためにも、空気清浄機が古くなったと感じた場合は、故障を待たずに買い替えを検討するのがおすすめです。最新の空気清浄機は省エネ性能が向上しているものも多いため、新しいモデルに買い替えれば電気代を節約できるかもしれません。