マカオ、スーパーで万引きした英国人の男逮捕…覚醒剤使用も発覚
マカオ治安警察局は12月12日、マカオ半島の南灣エリアにあるスーパーで万引きした後、覚醒剤(メタンフェタミン)の使用も発覚した英国人の男(30代)を逮捕したと発表。 同局によれば、同月9日、スーパーの従業員から客の男が会計を済ませていない商品3点、計50パタカ(日本円換算:約950円)相当を店外へ持ち出す万引き事案があり、男を取り押さえたとする通報が寄せられたとのこと。 警察官が現場へ急行し、通報者及び取り押さえられた男に接触。男は万引き行為を否定した上、レジの行列が長く、たばこを吸うため外へ出たと説明したという。 その後、警察官が男が滞在しているホテルの客室を捜索した際、少量の白い粉末が入った小袋と覚醒剤吸引用とみられるガラス製の皿を発見。男が覚醒剤を使用している疑いがあるとみて医療機関へ移送し、検査を実施したところ、マカオで管制対象薬物に指定されているメタンフェタミンの陽性反応が確認されたとのこと。 男は同局の調べに対し、発見された覚醒剤及び吸引器具について、どのように取得したか覚えておらず、使用もしていないと供述。同局では、捜査で得られた情報を総合判断し、男の窃盗、不法麻薬・向精神薬使用、不適当器具所持の罪で検察院送致するとした。