光の演出でおもてなし 日光・鬼怒川温泉街で「月あかり花回廊」開幕
鬼怒川温泉街を幻想的な光で彩る「月あかり花回廊」が20日、栃木県日光市藤原の鬼怒川公園で始まった。和傘のライトアップなどが行われ、温泉街の宿泊客らが続々と訪れた。29日まで。 【動画】幻想的な光で照らされた鬼怒川温泉街 市観光協会などによる実行委員会の主催。今年で15回目。公園内に約500本の和傘やあんどん、竹細工を飾り、午後6時半~9時に点灯する。周辺のホテルなど17カ所でも10月31日まで和傘を展示する。 初日は浴衣姿の宿泊客ら約630人が来場し、池の水鏡に映るよう配置されたり、つり下げられたりした和傘に見入った。宇都宮市五代3丁目、会社員秋山剛志(あきやままさし)さん(42)は「和傘が照明で透けて柄がよく見え、きれい。水鏡にも感動した」と話した。