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雨はあす未明まで…その後も土砂災害に警戒を 防災専門家「夜間の行動には注意を」 静岡県

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静岡朝日テレビ

静岡市葵区の井川や伊豆市天城山ですでに300ミリ超える雨量

 きのうの夜からきょうにかけて降り続く雨は、すでに6月、1カ月分の平年雨量を上回っています。雨は、あす未明まで続く見込みで、その後も土砂災害に警戒が必要です。  活発な梅雨前線の影響で、静岡県内では昨夜から雨が降り続いています。 杉沢洋佑記者:「午後10時過ぎのJR沼津駅前。現在、雨は全く降っていないが、かなり強い風が吹いている。まるで台風の時と同じような風の強さです」  午後5時までの降り始めからの雨量は、静岡市葵区の井川で320.5ミリ、有東木で296ミリ、伊豆市天城山で317ミリに達しています。

避難所では感染対策も…

 この大雨により、8つの市や町で避難所が開設されました。きのう3人が身を寄せた松崎町の避難所では、入り口にアルコール消毒液を設置、多目的ホールにはソーシャルディスタンスを保つためのテントが用意されていました。避難所に向かう際は新型コロナウイルスの対策も必要です。 松崎町職員:「手指消毒もそうですし、フェイスシールドであるとか、エプロンをして対応する」 「体温を測る形で対応しています」  町は、感染者確認を想定し、避難してきた人に名前や体調をカードに記入してもらいました。現在も県内全域に大雨警報が出されていて、富士宮市には土砂災害警戒情報が発表されています。  今後も大気の状態は非常に不安定となり、県内ではあす未明にかけて、局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあります。山間部では土砂災害の危険性が高まっています。

防災専門家「雨風が強くなったら外の移動は最小限に」

 防災の専門家、静岡大学の牛山素行教授は、夜間の行動には注意が必要と話します。 静岡大学 牛山素行教授:「雨風が激しくなったら、外の移動は最小限にする。迫りくる危険から何らかの形で、身の安全を確保するのが避難の目的」  牛山教授がこれまでの災害を調査した結果、洪水や河川の氾濫など、水による災害で死亡した人の7割は家の外で犠牲になっています。安全面に加えて、感染症のリスクを考え、避難先は近くにある知人の家や宿泊施設も検討するよう呼びかけています。 静岡大学 牛山素行教授:「避難所に行くこと以外の選択肢があれば、そちらを選択することも、コロナ禍での避難対策の重要な方法。避難所は他に手段がないという方のためになるべくスペースを空けていく」  県内では、あす未明にかけ、局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあります。土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水などに警戒してください。