為末大氏が3年前のnoteを再投稿 五輪出場やメダル獲得でも「幸せになるとは限りません」 太田雄貴氏も「全アスリートに読んで欲しい」
陸上男子400メートルハードルの世界陸上2大会銅メダリストで、現在スポーツコメンテーターの為末大氏が11日、自身のXを更新。「パリ五輪に出場された皆様へ」として、2021年8月の東京五輪中に書いたnoteの記事を再び投稿した。 「オリンピックを終えた選手の皆さんお疲れ様でした」としたnoteでは「このようなタイミングでお話しするのは憚られますが、オリンピックに出たりメダルを取っても幸せになるとは限りません」とし、選手が五輪後に燃え尽き症候群になったり、有名人になったばかりにトラブルに巻き込まれたりする事例を紹介。「オリンピックが終わっても人生は続きます」とし、「社会の中に新しい自分の位置を見つける作業は大変ですが、きっと皆さんならできると思います」と激励している。 この再投稿にはフェンシング五輪メダリストの太田雄貴氏も「これは、全アスリートに読んで欲しいです。特にメダリストの皆さん、今までとは周囲からの見られ方もずいぶん変わります」などと引用投稿した。 今回のパリ五輪でも日本勢はここまで金メダル18個、メダル総数43個といずれも海外開催の五輪での最多記録を更新する大活躍を見せている。