「戦国時代の大名」の中で、あなたが一番好きなのは誰?
歴史好きにはたまらない、戦国武将たちの生き様。歴史を変えた偉業や思想、武勇伝などの要素が相まって、好きな大名や武将がいる人も多いでしょう。ドラマや漫画・ゲームなどでも、主人公として数々取り上げられているため、そこからハマる人も多いはず。 【画像:ランキング10位~1位を見る】 そこで今回は、織田信長が台頭するきっかけとなった「桶狭間の戦い」(1560年)から、天下分け目の合戦となった「関ヶ原の戦い」(1600年)までの間に活躍していた主な「戦国大名」および「大名に出世した武将」をピックアップして紹介します。あなたの一番好きな戦国時代の大名は誰ですか?
●織田信長
尾張の戦国大名にして「尾張の大うつけ」こと織田信長は、桶狭間の戦いで今川義元を討ち取って大きな勝利を収めたことで、一気に歴史の表舞台へと駆け上がっていきます。冷酷なイメージもありながら、身内への愛情や遊び心のあるエピソードも多くあり、多様な魅力を持つ大名です。
●豊臣秀吉
一説によればその出自は農民もしくは下級武士であったとされていますが、織田信長に仕えて数々の功績を築き上げ、最終的には太閤・関白にまで大出世を成し遂げた英傑です。死後も豊臣家のために尽力する武将や大名など多くの信奉者を生み、人の心を掴むのがうまかったと伝わっています。
●徳川家康
三河国の戦国大名にして信長、秀吉に並ぶ英傑の一人。もとは今川家に仕えていましたが、桶狭間の戦いで今川義元が討たれたことで独立。織田信長と同盟を結びます。その後、豊臣秀吉に仕えたのち秀吉死後に天下を統一。江戸幕府を開き、数百年にわたって戦のない平和な時代を築きました。その功績は海外でも高く評価されています。
●武田信玄
甲斐国の戦国大名。戦国最強とも称される騎馬隊により数々の勝ち戦を収め、「甲斐の虎」とも呼ばれた高い人気を誇る大名です。荒々しいイメージが強い一方で、非常に人間くさいエピソードも多数残されています。
●上杉謙信
越後国の大名にして関東管領。戦国時代でも屈指の戦上手とされる戦国大名です。武田信玄の宿敵であり、川中島の戦いでは何度も相対しました。また、毘沙門天の化身を自称し、その神がかり的な強さから後世には「軍神」や「越後の龍」とも称されました。