【J1採点&寸評】C大阪1-0鳥栖|主役は無失点記録を止めた奥埜!今季初先発の西川は流血しながらもフル出場
C大阪――坂元や原川ら主力が負傷離脱中
[J1リーグ7節]C大阪1-0鳥栖/4月2日(金)/ヤンマースタジアム長居 【チーム採点・寸評】 C大阪 6.5 坂元や原川ら主力が負傷離脱した中でも、試合巧者ぶりを発揮してリーグ再開初戦に勝利した。ある程度、ボールは鳥栖に持たせながら、縦に速い攻撃を志向。直近5試合は4勝1分けとした。 【動画】無失点記録を止めた強烈ミドル!C大阪対鳥栖のハイライトをお届け! 【C大阪|採点・寸評】 GK 21 キム・ジンヒョン 6.5 際どいコースに飛ぶシュートはなかったが、90分間を通して冷静な対応。ビルドアップも光った。 DF 2 松田 陸 6 いつものような攻撃参加は少なかったが、守備に比重を置き無失点に貢献。同サイドで初先発した西川を下支え。 33 西尾隆矢 6 相手ボールの時間が長い中、集中力を最後まで切らさなかった。90分間、ミスはなかった。 15 瀬古歩夢 6.5 攻め込まれても、ボックス内では相手に仕事をさせず。得点シーンの起点にもなり、最終ラインを統率して3試合連続完封。 14 丸橋祐介 6 相手の足が顔面に当たる場面もあったが、フル出場で勝利に貢献。最後は清武から主将を引き継いだ。 MF 18 西川 潤 6.5 坂元の負傷離脱により今季初先発。20分のミドルシュートなど誰よりも積極的で、流血しながらもフル出場。 MAN OF THE MATCH 25 奥埜博亮 7 ファーストタッチも完璧だった今季初得点のミドルシュートが決勝弾。両チーム最多となる13キロ超えの走行距離でも勝利に貢献し、MOMに選出。
C大阪――6戦ぶり先発の藤田が安定感を与えた
MF 5 藤田直之 6.5 6試合ぶりの先発とは思えない安定感。守備意識、味方をカバーする動き、そしてロングスローも秀逸だった。 10 清武弘嗣 6(90+1分OUT) 相手にも警戒されていた中、決定機には絡めず。それでも、最終ラインの裏を取ろうとするなど積極性を発揮。 FW 32 豊川雄太 6(90+3分OUT) チーム最多のシュート3本を放ったが、いずれも仕留められず。前線でのパワフルな動きで起点になった。 20 大久保嘉人 6(76分OUT) 4分に頭でネットを揺らすもオフサイド。2度追い、3度追いのチェイシングには拍手が起きた。 交代出場 FW 34 山田寛人 6(76分IN) 左MFに入り、今季初出場。見せ場はなかったものの、守備でのタスクは果たした。 FW 29 加藤陸次樹 ―(90+1分IN) 後半アディショナルタイムに投入され、前線でボールを追った。クロスには飛び込めず。 FW 22 松田 力 ―(90+3分IN) 残りわずかの時間でピッチへ。落ち着いたプレーでボールに絡み、逃げ切りに貢献した。 監督 レヴィー・クルピ 6 離脱者が多い中、藤田、西川ら起用した選手が勝利に貢献。3戦連続完封と守備の堅さも光る。 ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。