Netflix人気ドラマ『エミリー、パリへ行く』で話題沸騰中の“イケメン俳優”リュカ・ブラヴォーが人気なワケ
Netflixのコメディドラマ『エミリー、パリへ行く』をみんなが一気見している一方で、リュカ・ブラヴォー本人は見ないようにしているという。同作でウットリしちゃうシェフ、ガブリエルを演じているフランス人俳優のブラヴォーは、「自分を見るのが嫌なんだ。僕は自分にかなり厳しいからね」とBAZAAR.comに語る。 「誰かが愉快だとかキュートだと思うシーンでも、僕は全部(欠点とかも)わかっちゃうし、もっとうまくできたのにと思ってしまう」。 とは言え、シリーズについてはまた別な感想を持っている。 「番組は大好きだよ。素晴らしいと思ったし、誇りに思っているけど、自分のことは見られないんだ」。 【写真】話題のNetflixドラマ「エミリー、パリへ行く」主要キャストについておさらい 好都合なことに、次の映画の撮影でハンガリーのブダペストで隔離生活中の間は、『エミリー、パリへ行く』の話がデジタル上で盛り上がっていることから距離を置いていられる。奇妙なこの1年のさなかにダーレン・スター(原作/制作)がクリエイトしたキャンピーなシリーズが癒しになった人もいれば、軽薄で陳腐だと思った人もいる。 「リリー・コリンズ演じるエミリーはインフルエンサーとして優秀?」「彼女のフランス人の同僚はなぜ皆、ステレオタイプに堅苦しいの?」などなど。 フランス人評論家の中にはこのシリーズは「侮辱的」と言う人までいる。実際に番組に出演しているフランス人俳優として、ブラヴォーはそうした意見があるのは理解しているが、そもそも非現実的な話なのだという番組の側に立つ。
「まぁ、どこにもちょっと真実はあるよ。誰もが自分の意見を持つのは許されると思う。以前のインタビューでも言ったけど、パリというのはとても多様性があって、語るべきストーリーがたくさんある。だから、どのアングルかを選ばないといけないし、ダーレンは彼が十代の時に見たパリのビジョンを見せている。コメディに満ちているんだ。 (彼は)僕たちみんなが今いるクレイジーな現実からの逃避になるものを作りたかった。中にはリアリティにこだわる人もいるのは理解できるけど、そうしたらパリのドキュメンタリーになっちゃうよ。このドラマはそうじゃない。僕は両方の意見がわかるし、どちらも尊重するよ」 が、おそらくどちらの側もブラヴォーが旬の“恋人”であることには同意するだろう。 『エミリー、パリへ行く』のホットなシーンや不満の声をスクロールして見た人なら、次のようなリアクションに出会ったはずだ。「ちょっと待って。『エミリー、パリへ行く』を見るのが止められない理由がわかった」と。