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SaaS市場、2023年度に1兆円超え

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MONEYzine

 企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)への取り組みが進む中で、そのインフラとも言えるパブリッククラウド市場も大きく成長している。

 富士キメラ総研は、需要が高まっているパブリッククラウドの市場を調査し、その結果を5月28日に発表した。この調査ではパブリッククラウドを、SaaS(業種汎用型/業種特化型)をはじめ、DaaS、IaaS/PaaS(仮想共有型/仮想専有型、物理専有型)を含むものとし、その国内市場を分析・予測している。

 パブリックラウドの国内市場は2023年度に2兆1,887億円、2018年度比で2.1倍となる見込み。PaaS、IaaSが大幅に伸長し、SaaSは2023年度に1兆円を超えるとしている。

 カテゴリー別では、SaaSの構成比が大きく今後も堅調な伸びが予想されるが、PaaSやIaaSはさらに大幅な伸長が期待される。特にPaaSはAIやIoT、データ分析などを推進するDXの実現、サーバーレスやコンテナなどの技術を活用しシステム基盤からアプリケーションまでをクラウド環境に最適化するクラウドネイティブの実現を目的としたニーズ拡大に伴い、大きく伸びるとみられている。

 パブリッククラウドの普及により、関連するSI(システム・インテグレーション)市場も拡大し、2023年度には2018年度比2.5倍の4兆6,000億円が予測される。SI全体市場におけるパブリッククラウド関連の比率は2018年度で16.9%だが、2023年度には36.7%になるとみられる。

 レイヤー別では、アプリケーション、プラットフォームともに伸長し、特にプラットフォームでコンサルティング/導入支援、ITリソース提供、運用サービスなどの大幅な伸びが予想される。

【調査概要】 パブリッククラウドSaaS(業種汎用型/業種特化型)をはじめ、DaaS、IaaS/PaaS(仮想共有型/仮想専有型、物理専有型))の国内市場について、富士キメラ総研専門調査員がヒアリングおよび関連文献、データベース活用による調査・分析 調査期間:2019年12月~2020年3月

MONEYzine編集部[著]

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