大阪・松井知事が定例会見9月5日(全文1)台風の関空被害、国に支援要請へ
Q:災害対策本部が立ち上がらなかったのには何か原因が?
共同通信:すいません。関空じゃなくて台風全般なんですけれども、今回は災害対応で司令部会議ということで、【準備班 00:15:34】も2時20分という直撃している段階で立ち上げたっていうことになったんですけれども、今回最大の台風というか、かなり強いということを前々からいわれていて、災害対策本部など立ち上げるっていうことに至らなかったのは何か原因があるんでしょうか。 松井:いや、これはもう十分準備ができてるという判断をしてたということです。残念ながら7名の方がお亡くなりになったということで、これちょっと今われわれが把握してる数ですけど。この皆さん方には本当に心からお悔やみ申し上げます。まずは自分の身の安全を守るということで、早い時期から避難を促す、または安全なところに避難、住居から不要不急の外出を控えていただくということで、人命に対しての取り組みっていうのはなんとかやれてきたのかなと、こう思います。 共同通信:それでも今回7名の方亡くなったということなんですけれども、何か不十分だった点とか、ここはこうすれば良かったなという点はありますでしょうか。 松井:いや、われわれは情報発信という意味ではできる限りはやったと。ただ、どうしてもお亡くなりになられた方々も、まずは、それはそうですよね。屋根の瓦が飛ぶとか家の窓枠が飛びそうになると外へ出て押さえてしまうよね。だからそのことについては、もうとにかく外に出ないようにもっと情報発信するべきやったかなとは思いますけどね。 記者1:少し、すいません、ちょっと【**。***ニツイテ****00:17:36】災害で亡くなられた方については6名と。 松井:6名。 司会:それでは次のご質問お受けいたします。
Q:関空の復旧へ職員派遣などの対応考えている?
毎日新聞:毎日新聞です。よろしくお願いします。引き続き台風の関係、関空の関係なんですけれども、今回、正常化できるだけ早くするということが経済にもいいことかと思うんですけど、今職員が情報を取りに行っているということなんですけども、そのあと何か職員を派遣したりとか、考えている対策って何かあるんでしょうか。 松井:いや、これはもうやれることは全てやりますから。もう中央政府との連絡も取り合ってますし、総理が関空に対しては国として最大限の支援をしていくということを発表もいただいています。きのうの夕方時点から官邸と連絡は取り合っておりますし、明日、僕が直接お伺いして具体的な要請を行いたいと思ってます。 毎日新聞:具体的にどの部署のどういう職員を派遣するみたいなところ、今のところ念頭に置かれていることってあるんでしょうか。 松井:いや、これは今、関空会社とさまざま協議中です。 毎日新聞:関空エアポートとしてもかなり想定外のことが今起きていると思うんですけれども、大阪府に対してこういうちょっと協力を願いたいみたいな、今、具体的に来ていることはあるんでしょうか。 松井:関空エアポートのほうも、まさに初めての被害状況ですから、全力を尽くされていますけども、とにかくわれわれとすればやれることは全てやるという、そういうメッセージは伝えております。 毎日新聞:分かりました。