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メルセデスベンツ Eクラスセダン 改良新型に「AMG 53」、高性能48Vマイルドハイブリッド…受注を欧州で開始

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メルセデスベンツは6月3日、改良新型メルセデスAMG『E53 4MATIC+セダン』(Mercedes-AMG E53 4MATIC+ Sedan)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、8万2645ユーロ(約1027万円)と発表されている。 【写真】メルセデスAMG E53 4MATIC+セダン改良新型(全19枚) ◆新デザインのAMGパナメリカーナグリル 外観はフロントに、新デザインの「AMGパナメリカーナグリル」を装着する。AMGパナメリカーナグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。バンパーやヘッドライトも新デザインだ。 リアは大幅にデザインが変更されており、テールランプやバンパーが新しい。テールランプは従来型の楕円形からスリムな横型に改められ、トランクリッドに回り込んでいるのが特長になる。 ◆3.0リットル直6ターボに電動スーパーチャージャー パワートレインは、高性能な48Vのマイルドハイブリッドだ。新型『Eクラスセダン』をベースにした、メルセデスAMGが新たに展開している「AMG 53」シリーズ車となる。 AMG 53シリーズでは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなるパフォーマンスの向上に積極的に利用する。 直列6気筒エンジンとこれらの新システムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのようなスムーズでリニアな加速感や、高回転域までの伸びやかな回転フィールを楽しむことができるという。 ISGは、エンジンと9速ATの「AMGスピードシフトTCT 9G」の間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。このモーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、およそ1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに畜電する。 エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。 また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に貢献する。 さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。これにより、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを可能にした。 ◆AMGドライバーズパッケージは最高速270km/h 3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンのスペックは、最大出力が435hp/5500~6100rpm、最大トルクが53kgm/1800~5800rpm。ブースト時には、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の4輪駆動システム、「AMG パフォーマンス4MATIC+」を採用した。動力性能は、0~100km/h加速が4.5秒、最高速が250km/h(リミッター作動)だ。「AMGドライバーズパッケージ」では、最高速が270km/hに引き上げられる。 この48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するE 53 4MATIC+セダンは、NEDC(新欧州サイクル)計測による欧州複合モード燃費が11.76km/リットル、CO2排出量が194g/kmと公表されている。

レスポンス 森脇稔

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