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1回3万円の自費PCR検査 どこで受けられて、何が証明されるのか

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マネーポストWEB

「海外と比べて検査数が少ない」と言われる日本のPCR検査だが、民間のクリニックでも受け入れ体制が整ってきた。民間で受けられる検査の精度などについて、発熱外来を設けてPCR検査を行なっている、石神井公園駅前えんじゅ内科クリニックの北村浩院長が解説する。 【表】コロナの影響で「消えるもの」「新常識になるもの」50

「PCR検査の希望者は増えており、現在、検査をすると15~16人に1人くらいの割合で陽性反応が出ています。当院では症状があれば保険適用、なければ自費になります。実家に帰省するため、ビジネスで陰性を証明するために自費で受ける方が多いです」

 もちろん、検査を受けた翌日に感染するといった可能性は排除できないが、限定的であっても現状でできる限りの“証明”ということなのだ。受けられる施設はインターネット検索などで探すことになる。

「新型コロナが騒がれ始めた当初は民間のクリニックでの検査体制が整っておらず、また鼻に棒を差し込む『鼻咽頭ぬぐい液』での検査が主流だったため、患者のくしゃみによる医療従事者への飛沫感染のリスクが高かったのです。唾液を採取する検査が6月から導入されたことで、より安全に検査を行なえるようになりました。

 検査の精度は唾液と鼻咽頭ぬぐい液でそれぞれ90%以上ですが、新型コロナに感染後間もない人より味覚や嗅覚障害の症状が出ている人は、保有しているウイルス量が多いために陽性反応が正しく出やすい。ただし、どの検査にも言えることですが100%正確ということはありません。『偽陰性』『偽陽性』が一定数起こりうることを承知していただいた上で検査を受けてください」

 1回3万円の価値があるか、人によって判断は異なるだろう。

※週刊ポスト2020年9月4日号

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