【京都】わざわざ食べに行く価値がある。絶品パフェ4選
京都の焼菓子店から料亭までが、今注力しているのがパフェ。店主のセンスを映した“グラスの中の芸術品”には、各店の創意工夫が凝縮。気になるパフェの内容をチェック!
1. 〈CHÉRIE MAISON DU PARFAIT〉の季節のデセールパフェ
洋菓子研究家が仕掛けるパフェ劇場。 京都在住の人気洋菓子研究家・小林かなえさんが2023年にオープンした完全予約制のパフェ専門店。主役となる果物を、フレッシュで、ジェラートで、ジュレで…と、フランス菓子の技術をフル活用しながら、重層的にパフェに組み入れている。もちろんフランスの伝統的な焼菓子を盛り込むなどエスプリも忘れない。味のバランスや歯ごたえまで計算された内容は、小林さんの発想力の賜物。盛り付けの様子を眺められるライブ感と共に味わって。
information
〈CHÉRIE MAISON DU PARFAIT〉(シェリー メゾン ド パフェ) 住所:京都府京都市中京区相生町281 TEL:なし 営業時間:木金土10:00、13:00スタート ※完全予約制 席数:24席 Instagram:@kanaesweets 朝と昼の部があり、写真は昼パフェ。シャンパンや焼きたてマドレーヌ、オリジナルティーなどが付いたコースで4,400円。内容は月替わり。
2. 〈酒菓喫茶 かしはて〉のパフェ・モンブラン
西洋と東洋の美味を組み合わせた斬新さ。 「シルクロードという店のコンセプト同様、お菓子も和洋を織り交ぜた発見がある味を目指しています」と店主・得能(とくのう)めぐみさん。写真のパフェは、主役の栗を3種の自家製アイスが引き立てる人気作。特にカシスと無花果の赤ワイン煮ソルベには、シナモンやカルダモンなどの香辛料も含まれ、それがナッツ類と調和しエキゾチックな味わいに。個性の違う3種のアイスの効果で、どこから食べ始めるかでガラリと印象が変わる点も魅力的。
information
〈酒菓喫茶〉 かしはて(しゅかきっさ かしはて) 住所:京都府京都市左京区浄土寺上南田町37-1 TEL:なし 営業時間:12:30~16:00最終入店 定休日:水休ほか不定休あり 席数:9席 Instagram:@kashihate.kyoto 「パフェ・モンブラン」1,880円は栗のシーズン限定。完全予約制の「朝菓子の会」は4品とウエルカムドリンクのコースで3,800円。