秋元康氏 約9年ぶりAKB48新公演開催へ 既に楽曲は完成「僕は書きましたよ」「あとはスタッフの…」
AKB48の総合プロデューサーを務める作詞家の秋元康氏(66)が、29日にグループの公式Xに投稿された動画に登場し、12月8日に初日を迎える予定の新公演に向けて制作過程を明かした。 グループの新公演は、16年2月10日から始まった新公演「M.T.に捧ぐ」以来。秋元氏は「9年ぶりにやるので、どうしようかいろいろ考えたんですが、新公演タイトルは『ここからだ』」と発表した。 前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友さんら、国民的アイドルとして多くのスターを生み出したAKB48。黄金期と比較し、「今のAKB48のポジションって、全盛期に比べて地味なんじゃないか。でも実際は新メンバーたちが頑張っているしね」と評価。「ここから第2次黄金期を迎えますよという意味を込めて、『ここからだ』というタイトルにしました」と、タイトルの理由を明かした。 AKB48の新公演といえば、発表されては延期の繰り返しだったが、今回は開催への準備が整ってきている。動画に同席したスタッフが「間に合わせます」と宣言すると、秋元氏は「僕は書きましたよ、16曲、全部」と既に曲作りは自身の手を離れたと主張。「書きましたが、あとはスタッフの問題です」と制作陣にハッパを掛けていた。 あらためて「やっぱり歴史のあるグループですから、AKB48の一番初めのころの魂というか、気持ちというか、それを今の子たちが受け継ぎながら、新しいAKB48を作って欲しいなと思います」と、現役メンバーたちにエールを送った。 東京の秋葉原にあるAKB48劇場は、「会いに行けるアイドル」をコンセプトに旗揚げした同グループの専用劇場として、05年12月8日にオープン。劇場は現在リニューアル工事中で、新公演でお披露目する予定。