羽生結弦、ロシアGP欠場も会場には応援バナーが! “スター”を称えるメッセージに海外識者も反応「同じ想いの人は増えている」
日本スケート界のプリンスが、世界で存在感を発揮している。 現地時間11月26日、フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第6戦ロシア杯が開幕。男子ショートプログラム(SP)が行なわれ、友野一希(セントラルスポーツ)が自己ベストの95.81点をマークし、首位発進を決めた。 【動画】カナダメディアも驚き!欠場ながら会場に飾られる羽生の応援バナーをチェック ロシアの地で日本人選手が躍動するなか、会場では羽生結弦に注目が集まった。右足首負傷の影響でNHK杯に続き、今大会も出場を見合わせた日本のエース。にもかかわらず会場には応援バナーが飾られた。 五輪2大会王者の演技を一目見ようとチケットを購入していた羽生ファンによるものだろうか。これにはカナダ放送局『CBC』が「故障のため彼は不在だが、ユヅル・ハニュウを応援するバナーがたくさんある!」と驚きを報じた。 また羽生への想いを寄せたバナーに欧州衛星放送局『EUROSPORT』でフィギュアスケートの解説を担当するイタリア人、マッシミリアーノ・アンベシ氏も、「この場にぴったりのバナーだ。同じ想いの人は日々増えている」と偉大さ称えた。 GPシリーズの頂上決戦となるファイナルは12月9日から行なわれる。今季不出場の羽生は同大会には出られないが、12月22日に開幕する北京五輪代表の選考を兼ねた全日本選手権での復帰を目指している。 全日本選手権にも間に合わない場合、世界選手権3位以内の実績を持つ26歳は、連盟の総合判断によって選考される可能性を残す。3連覇がかかる五輪でのパフォーマンスは、日本に留まらず世界中のファンも注目しているが、はたして――。 構成●THE DIGEST編集部