男子・洛南は激戦区、駿台学園は3連覇・3冠狙う 女子は金蘭会か就実か 組み合わせ決まる/春高バレー
来年1月5日に開幕する「ジャパネット杯春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の組み合わせ抽選会が1日、東京・台場のフジテレビで行われ、男女の組み合わせが決まった。 【写真】東京女子3位決定戦を制して喜びを爆発させる共栄学園の秋本美空ら 強豪校が分散した女子は、前回優勝の就実(岡山)と、夏の高校総体優勝の金蘭会(大阪)が双璧。就実はエース福村心優美(3年)ら前回優勝メンバーが多く残り、高校総体準優勝、秋の国民スポーツ大会(国スポ=旧国体)優勝と、安定した成績を残している。 国スポ準優勝の金蘭会は、U20アジア選手権(中国)準優勝の大森咲愛(3年)ら、3つの年代別代表選手を計9人擁する豪華メンバーだ。 2012年ロンドン五輪銅メダリストの旧姓・大友愛さんが母の秋本美空(3年)を擁する共栄学園(東京)は、1回戦で近江兄弟社(滋賀)と対戦する。 男子は3連覇を目指す駿台学園(東京)が大本命。高校総体、東京選抜の主体となった国スポも制しており、〝3冠〟も狙う。初戦の2回戦の相手は札幌大谷(北海道)と天理(奈良)の勝者となった。準決勝で当たるのは国スポ4強の福井工大福井か。 大エース、中上烈(3年)を擁する洛南(京都)は強豪ひしめくブロックに。初戦は習志野(千葉)。勝ち抜いた場合、3回戦で当たるのは国スポ準優勝の高川学園か、川内商工(鹿児島)か。その先には高校総体準優勝の東福岡が待つだろう。 開会式の選手宣誓は、男子・鎮西学院(長崎)、女子は習志野が担当することが抽選で決まった。 大会は1月5日に東京体育館で開幕。7日までに準々決勝までを行う。3日間のインターバルの後、11日からは1面の特設コートで準決勝以降を行う。決勝は12日。試合の模様はフジテレビ系で放映するほか、全試合を「バーチャル春高バレー」(https://sportsbull.jp/haruko/)で配信する。