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【ノーカット・後編】前代未聞!高検検事長の『定年延長』は安倍政権の“守護神”だから?立憲・本多議員が追及2

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テレ東NEWS

高検検事長の「定年延長」をめぐるニュースの後編です。 政府は、2月7日に定年を迎える予定だった東京高検検事長の黒川弘務氏・62歳の任期を半年間延長する異例の閣議決定をしました。黒川氏は総理官邸の信任が厚いとされ、定年延長の背景には、黒川氏を検察トップの次期検事総長にするためとみられています。 立憲民主党の本多平直議員は、衆議院予算委員会で、異例の任期延長を「恣意的な人事」だと追及しました。 立憲・本多議員「今回非常にイレギュラーに、東京高検検事長の黒川弘務氏の定年が延長された。(黒川氏を)検事総長に据えるために前例のないこういう人事をしたと私は疑っている。色々な報道によると、(黒川氏は)『官邸の門番、官邸の代理人、官邸の用心棒』と評価されている。こういうことを認識しないで、違法とも言われる延長人事をしたのか。」 森法務大臣「黒川氏については、検察庁の業務遂行上の必要性に基づき法務大臣から閣議請議を行って閣議決定され、引き続き勤務させることとしたものであり、ご指摘は当たらない。」 立憲・本多議員「森法務大臣、黒川氏を検事総長にしないということでよろしいか。」 森法務大臣「(黒川氏を)検事総長にしようとして請議したわけではなく、高検の検事長の任期延長を請議した。」 立憲・本多議員「『しない』という答弁できないということでいいんですか。みんな疑っている。こんなに異例の人事をしたのは、今検事総長を務めている方が辞めてその後任にするためにこうしていると疑っているから、そうじゃないと言うなら、そう言ってください。」 森法務大臣「今回の任期の延長は検察庁の業務遂行上の必要からしたものであって、将来の人事を理由にするわけではない。」 さらに、本多議員は、安倍政権下では閣僚らがスキャンダルを起こしても「不起訴の連続だ」と追及。 立憲・本多議員「安倍政権になってからの検察、不起訴の連続だ。小渕優子元経済産業大臣の政治資金規正法違反や甘利明経元済再生担当大臣のUR都市再生機構への口利き疑惑、松島みどり元法務大臣のうちわ選挙区で配った問題、下村博文元文科大臣の加計学園からのパーティー券200万円付記載、(森友学園をめぐる国有地売却や文書改ざんをめぐって告発された)佐川宣寿元国税庁長官など38人が不起訴。第2次安倍政権になってからの検察の仕事ぶり森法務大臣どう評価するか」 森法務大臣「検察当局の事件処理について、その時期、担当官についても法務大臣として所感を述べることは差し控えさせていただく。」 検察官の定年は検察庁法で決められていますが、政府は、今回の「定年延長」を国家公務員法の規定に基づいたものと説明しています。 三権分立を揺るがしかねない今回の「前例のない人事」は、政界や法曹界などに大きな波紋を広げています。 質疑の模様の「ノーカット版」の後編です。