イオン隣接地に住宅用分譲地 北海道・名寄 小中学校、病院も近く 子育て世代に売り込み
【名寄】市内の不動産業五十嵐ホールディングス(HD、五十嵐幸次社長)は市内徳田に住宅用地1万9190平方メートルを開発し、38区画の分譲地を販売している。イオン名寄ショッピングセンター(SC)北側に隣接し、小中学校も徒歩5分以内にあることから、子育て世代を中心に売り込む考えだ。 【地図】ラポールタウン名寄 分譲地「ラポールタウン名寄」は、グループ会社の五十嵐組が今春から造成を始め、8月までに完成した。イオン名寄SCから約200メートル、名寄中は約170メートル、名寄南小は約360メートルと大型商業施設や学校が近く、名寄市立総合病院からも約1キロの位置にある。 分譲するのは1区画200~488平方メートルで、価格は500万円台が最多となる。保留地3区画を除き、35区画を販売し、すでに道内外のハウスメーカー10社が27区画を購入した。2025年度中の完売を目指している。 市によると、今回の住宅用の土地開発は平成以降で最大規模という。