【バドミントン】志田千陽「ずっと憧れ」松友美佐紀との期間限定「新シダマツ」の心境明かす
バドミントン女子の「シダマツペア」の志田千陽(27=再春館製薬所)が29日、自身のインスタグラムのストーリーズに、来年1月の2大会で16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)女子ダブルス金メダリストの松友美佐紀(32=BIPROGY)と期間限定のペアを組む心境を打ち明けた。 【写真】期間限定のペアを組む松友美佐紀 志田がパリ五輪で銅メダルを獲得した本来のペア、松山奈未(26)が休養に専念するための一時的措置。志田は松友と組んでも「シダマツ」になる。 「再春館のホームページでも発表させていただきましたが」と前置きした志田は、「ずっと憧れであり、普段からもお世話になっている松友さんとコートに立てること、とても貴重な機会だと思っております。一生懸命頑張ります」と、前向きな心境をつづった。 さらに「私も、試合に支障のないタイミングで少しお休みをいただく予定です。今は、目の前にある1つ1つの試合とお仕事を精いっぱいやり切るのみです」とコメント。 志田と松友の「シダマツ」が組む対象は、来年1月7日開幕のマレーシア・オープンと、同14日開幕のインド・オープンの2大会。その後の大会は、従来の志田、松山の「シダマツ」で出場を予定している。 ◆「タカマツ」の金メダル 16年リオデジャネイロ五輪女子ダブルス決勝で、第1シードの「タカマツ」こと高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)がデンマーク組に逆転勝ちし、バドミントン競技全種目を通じて日本勢初の金メダルを獲得。2人は20年8月、高橋が引退を決断したことで約13年のペアに終止符を打ち、松友は現役を続行している。