そうめんだけじゃない!猛暑に食欲をそそる「胡麻和えうどん」乾麺で手早く作れる超簡単レシピ
みょうがも半分に切ってから、小口切りに。 しょうがも粗みじん切りにしますが、鍋の底や肉たたきなどで叩き潰すとより風味が出やすくなります。 叩くことで繊維に沿って割れるので、後は端から切っていくだけで自然な形の粗みじん切りになります。 残りの材料を丼鉢に加えていきます。 乾麺をゆでるコツは沸騰したら火を弱めることです。乾麺をゆでると吹きこぼれるには2つの理由があります。 1つ目は溶出したデンプンによって、ゆで湯に粘度がつき、泡が消えなくなくなるから。もう1つの理由は小麦粉に含まれるサポニン=界面活性剤の影響で、泡ができやすくなるからです。どちらにしても火加減を弱火に落とせば吹きこぼれる心配はないので難しいことはありません。
7分経ったらお湯を切ります。水気を切ったうどんを温かいまま丼鉢に移して、混ぜてもおいしいのですが、今日は暑いので冷たくして食べましょう。流水で洗い、うどんを冷やします。 ゆで上がったうどんを丼鉢に移して、よくかき混ぜればできあがり。 好みですがラー油を垂らすのがおすすめです。刻んだ大葉を添えましたが、青ネギの小口切りでもいいですし、かいわれ大根もよくあいます。 夏の麺料理は手早くできるのが一番。喉越しを味わうそうめんもいいのですが、太い麺も食べごたえがあっていいもの。乾麺を上手に使って、これからの季節を乗り切りましょう。
樋口 直哉 :作家・料理家