「お酒を飲む必要を感じない」25歳のモデル、ベラ・ハディッドが「禁酒」を決意した理由
なぜ突然、ベラ・ハディッドは禁酒を決意したのか。『InStyle』の最新インタビューでその理由を明かした。 【写真】え?あの人も!? アルコールを飲まない57人のセレブたち 彼女は病院で、アルコールが脳に与えるリスクを示したスキャン画像を医師から見せられたという。それを見てから、「お酒を飲むことに抵抗を感じるようになった」と説明。 「私はこれまでかなり飲んできた。お酒が大好きすぎるあまり、このままでは自分をコントロールできなくなる気がして、夜の外出をキャンセルするという事態にすらなり始めたの」 昨年9月に、ベラはKin Euphoricsというメーカーとパートナーを組んだ。同ブランドは、ノンアルコールの強壮ドリンクを製造しており、中でも「Lightwave」という商品は不安やストレスを緩和するドリンクとされていて、ラベンダーやバニラ、パッションフラワーの香りがある。これらは、彼女が禁酒を決意した上で非常に役立ったという。 「今ではお酒を飲む必要を感じない。恐ろしい不安に苛まれ、突然夜中の3時に目が覚めてお酒を飲む、するとどうなるかなんて目に見えているから。基本的に大して役に立たないものなのに、それを数杯飲んだことで続く痛みやストレスは果てしないの」と彼女。 「不安に襲われて外出できない時や、お酒は飲まないけどリラックスして人と話したい時、社交的になりたい時にLightwaveを飲むわ」 ベラは昨年、SNS上で自身のメンタルヘルスとの闘いについても率直にシェア。 最近の『WSJ.Magazine』によるインタビューでも、日記を習慣化していることや、オンライン上で攻撃されてしまった時の対処法を身につけたと話している。自分がもろく、傷つきやすい生き物であることをもっとファンに見せようと、意図的に感情的な面を写した写真を投稿し始めたとも明かしていた。 「私がこういった画像を投稿するのは、誰でもそういう気持ちになっていいんだと気づいてほしいから。自分の真実を話せるのは自分にとっていいことだと感じていたけれど、ある時点から綺麗な写真を投稿することができなくなった。もう限界だったのよ、うんざりしていた」とベラ。 「多くの人が『自分も同じ気持ちだ』と言ってくれて嬉しかった。外を歩いて、色々なことを乗り越えて、私と同じようなパターンの人が世界にはたくさんいるということを思い出すと、気分が楽になるわね」と加えていた。
Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com