写真で残す東日本大震災からの復興の歩み 【高知】
高知さんさんテレビ
東日本大震災からの復興を写した写真展が、高知市の高知みらい科学館で開かれています。 岩手、宮城、福島の「復興の歩み」と「三県の魅力」を伝えたいと、オーテピアの高知みらい科学館が企画したこの写真展。復興庁などが実施した「東日本大震災発災10年フォトコンテスト」の入賞作品22点を展示しています。 こちらの作品は最優秀作品にあたる「復興大臣賞」を受賞した「復興の標(しるべ)」。陸前高田市の「復興の総仕上げ」とされる工事中の市役所新庁舎を写していて、夕暮れ時の優しい明かりは未来を照らしているかのようです。 こちらは「孫に送る高田松原海水浴場」。かつておよそ7万本の青松が生い茂る、東北でも有数の海水浴場でしたが津波が景勝地を一変させました。10年たった今、この場所には防潮堤が完成間近でおよそ4万本の青松が植樹されています。 高知みらい科学館・前田 雄亮学芸員 「高知には必ず地震、津波が来ると言われている。写真を見たきっかけで防災や地震が起きたらどうするか、振り返るきっかけにしてほしい」 この写真展は4月11日まで開かれています。
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