一人も終えられずに日没サスぺ 小平智が暫定首位
◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 初日(3日)◇三木GC(兵庫)◇6993yd(パー71)◇雨(観衆721人) 【画像】世界ランク1位に勝利りした松山英樹の渾身のガッツポーズ 大雨の影響で5時間遅れのスタートとなった初日は一人も競技を完了できず、日没サスペンデッドとなった。4日の午前7時20分から第1ラウンドの残りを再開し、続けて第2ラウンドを行う。 日本ツアー通算7勝の小平智が12ホールを終えて6バーディ、ノーボギーの6アンダーで暫定首位に立った。 「こんな天気の中で落ち着いてできたので良かった。ショットの調子が良いので、あんまり無理することなく、パターも調子が良いので、無理なくゴルフができている感じ」と振り返った。 2018年の米ツアー「RBCヘリテージ」で優勝したが、今季は米下部9試合で予選通過は2試合にとどまる。「やっぱりアメリカで少し心が折れてしまったので、育った日本でまた良いプレーをして、ファンの方に良いプレーを見せて、アメリカにまた挑戦したい」。まずは18年「ゴルフ日本シリーズJTカップ」以来となるツアー8勝目で勢いをつけたい。 9ホールを残した金谷拓実が5アンダー。堀川未来夢、西山大広、竹山昂成、森本英明が同スコアで並ぶ。蝉川泰果は9ホールを終え4アンダー。 前週優勝の幡地隆寛、前年覇者の稲森佑貴が1アンダー。2週ぶりの出場となる石川遼は、3月にプロ転向して最年少でツアーメンバー登録した16歳の香川友らと同じイーブンパー。 賞金ランキング1位の平田憲聖は3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの1オーバーで8ホールを残している。 12歳67日でレギュラーツアー史上最年少出場となった小学6年生アマチュア福井誠ノ介(残り3ホール)は15ホールを消化して11オーバーとなった。
<暫定上位成績>※()内は消化ホール数 1/-6/小平智(12H) 2T/-5/金谷拓実(9H)、堀川未来夢(13H)、竹山昂成(7H)、西山大広(12H)、森本英明(13H) 7/-4/蝉川泰果(9H) 8T/-3/上井邦浩(14H)、浅地洋佑(12H)、石坂友宏(11H)、片岡尚之(10H)、下家秀琉(9H)、長野泰雅(9H) ほか