神戸・吉田監督、30日の柏戦勝って吉報待つ「徹底して勝ち点3を取りにいく」…試合日以外にV決定ならJ1初
リーグ連覇に王手をかけるサッカーJ1の首位・神戸の吉田孝行監督(47)が変わらぬ姿勢でリーグ連覇を目指すことを誓った。29日、オンライン取材に応じ「徹底して勝ち点3を取りにいく」と30日のアウェー柏戦を見据えた。同戦を引き分け以上なら、3位・町田、12月1日の2位・広島―札幌戦の結果次第で2年連続の優勝が決まる。指揮官は「自分たちから仕掛けていけたら」と強気な姿勢を見せた。 終盤は公平な開催を目指して同時刻開催が多いが、今節はACL2に出場する広島の日程を考慮し、広島戦だけが1日に開催される。神戸の試合のない日にJ1優勝が決まれば史上初。1日には3日のACLE・浦項戦に向け、吉田監督と一部選手は韓国入りする予定で、指揮官が日本にいないV決定も超異例だ。 指揮官は「気にしない。(広島戦の)中継は見られないけど、勝たないと始まらない。必ず勝つ。その後から他のチームの結果を見たい」と話す。天皇杯を制した神戸が、クラブ史上初のリーグ連覇を達成し、2冠を目指す。(森脇 瑠香)
報知新聞社