大谷翔平よ、投打の二刀流を続けるなら走塁もきっちりと!【伊原春樹の野球の真髄】
投打の二刀流といっても走塁をおろそかにしていいわけではない/写真=Getty Images
ゴールデンウィークも明け、プロ野球では開幕から1カ月以上が経過したが、ちょうどこの時期、選手も疲労がたまってきてちょっとしたことで大ケガにつながってしまうことが、ままある。 4月28日、広島対阪神(マツダ広島)がそうだった。5回表、阪神の攻撃。先頭の俊介が左前打で出塁し、すかさず続く糸井嘉男が右翼席へ2ランを運んだ。4対5。1点差に詰め寄ったトラ打線はロサリオ、福留孝介が連打し、悪送球も絡んで無死二、三塁と広島を攻め立てる。糸原健斗は左飛に倒れ一死となったが、続く大山悠輔がセンターへフライを打ち上げた。 若干、詰まった当たりに・・・
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週刊ベースボール