「eスポーツ」定着へ 国体の岐阜県代表選手らの取り組み
世界的に普及が進んでいて、2019年の茨城国体では、国体として初めて全国規模のeスポーツ大会が開かれました。 岐阜県内の高校でも新たに部活動が設けられるなど、今、静かな広がりをみせています。 ※eスポーツしている様子 「よっしゃあ~おめでとうございます。ゴールを決めました」 eスポーツは、「electronic sports」の略で、コンピューターゲームの腕前を競うものです。若い世代を中心に広がりをみせています。 ※まちの人 「(Q.eスポーツを知っていますか?)知っている。最近はやっている」 ※まちの人 「大会とかがあって賞金がすごいイメージがある」 ※まちの人 「ゲームは遊びだと思っているので私たちの年代は。スポーツっていう風には見れない」 岐阜市に住む横井孝さん(24)です。幼い頃からゲームをしていて、サッカーゲームの「ウイニングイレブン」で、茨城国体のeスポーツ大会に岐阜県代表として出場しました。
※横井孝さん 「大学の時に友達とゲームをしていた時にウイニングイレブンというゲームを始めた。大会は出たことが無かったが、自分のゲームをしているところを見られるのはすごく緊張したし楽しかった」 実際にサッカーをプレーした経験はありませんが、このゲームでは局面に合わせて操作する選手の切り替えがポイントになることから、選手の特徴はすべて頭に入っています。 横井さんは十六銀行各務原支店で働きながら、仕事が終わってからの時間や休日を練習にあてています。 自身の成績を高めるとともにeスポーツの魅力を伝えたいとイベントで講師も務めています。 ※横井孝さん 「課題解決能力・問題解決能力が必要なところがゲームではあるが、そこがスポーツらしいと思う。今後は国体の代表としてことしも(大会が)あると思うのでそこに向けて頑張りたい」 eスポーツの競技人口は世界で1億人を超え、国内では10年ほど前から増え始めおよそ390万人がプレーしているといわれています。 しかし、県内は関東などと比べるとまだ少ないのが現状です。